お産はな、呼吸が大事や。
母からのこの言葉で呼吸を意識するようになった。
その意識は、気持ちのいいお産になるために必要やったと思う。
呼吸のみだれ
妊娠後期になって、里帰りをしたんやけど、朝と晩に歩くようにしてた。
理由は3つ。
- 体力低下を防止し、お産に向けて体力をつける
- 体重が増えることを最小限にする
- 暇つぶし(家にいるとすることなくて食べてしまうから)
やけど、お腹が大きくなってくると、呼吸が乱れてきてしんどかった。
歩くのはゆっくりやのに(よく人に抜かされてた)息だけが短くて、
ハッハッ…、ハッハッ…
て感じで、特に上り坂になると呼吸が乱れて、なんかツラかった。
ここに追い打ちをかけるかのように、だらだらと歩いてても意味がないということを聞いたので(まぁ、その通りやんな~、適度に負荷をかけとかんと体力つかんよな、、、、自分なりの解釈です。)
ちゃきちゃき歩くことを決めた。
決めてから、ちゃきちゃき歩いてみたら、まぁぁぁぁ、しんどかった。
今までの歩きはなんやったんや、っていうくらい、比べもんにならんくらい、しんどかった。
さらに、息は乱れていた。
母からのひと言
そんなときにタイミングよく、経験者からの助言はやってくるもので、散歩のときに呼吸が乱れてしんどい、って話をしたかどうかは覚えてないけど、母から、
お産はな、呼吸が大事やな。
って言われた。
どのタイミングで言われたか思い出したいけど、忘れてモータ。
そうなんやぁ、勉強なるわぁ、って思ったのは覚えてる。(ちなみに、母のお産経験は3回)
それからというもの、歩くときには呼吸を意識して歩くようにした。
そしたら、劇的に、とまではいかんけど、確実に歩くときに呼吸の乱れは改善していった。
うすぅーく、ながぁーく、吐く
どんな風に意識したかって言うと、ずばり、長く吐く、こと。
うすぅーく、ながぁーく、吐くと、その分、吸う必要が出てくるから、自然と呼吸は深くなる。
そうすることで、身体に取り込まれる酸素量は上がるし、横隔膜の動きも出てくるから血流が良くなるってことが予測される。(自分なりの考えです。)
やから、お腹は大きくなる一方やったけど、歩くスピードを変えないままに呼吸の乱れは改善した。
歩くときから意識
これを朝、晩の散歩のときに、しっかり意識する。
家の中ではそんなにやけど、長距離歩くってなったら、長く吐く呼吸をした方が速く楽に歩けてたなぁ。
声はださず、息オンリー
そんな呼吸をしながら、気になるのはお産がどうやったか、ってことやけど、結論を言うと、やっぱり呼吸て大事やなってことがわかった。
母からの呼吸が大切という言葉も頭の片隅に残ってたし、歩くときに吐くことを意識してたのもあって、お産のときにもしっかり意識できてた。
ただし、最初から声を出してたら、最後までもたへんよーって助産師さんから言われて息オンリーになったけど。
お梅が産まれる、その時まで、旦那さんと会話したり、お梅の頭を触ってみたり、お梅が出てくる様子を実況中継したりできて、気持ちのいいお産ができたなぁ。
呼吸が全てではないけど、気持ちのいいお産をするための要素の1つとして呼吸を意識することは必要なんやろなぁと思う。
あとがき
母からの助言で変わった。
お産は呼吸が大切。
しっかり、心にとめておこう。
おわり。
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