入院当日

妊娠、出産

あっという間に、9月がきた。

赤ちゃんが順調に育ってたら、そろそろ予定日。

そんな赤ちゃんは、3か月もはやくに出てくることになった。

そんな早すぎるお別れになった赤ちゃんの、入院当日の話。

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妊婦のようで妊婦じゃない自分

寝たのか、寝てないのか、よくわからず朝がきた。

食欲はわかない。

家が狭くて、寝室ではお梅が寝てて、リビングでは両親が寝てて、1人になれる場所はなかった。

外に出るにも、そんな気持ちにはなれない。

自分は妊婦のようにみえるけど、妊婦じゃない。

それをわかるのは、自分と両親だけ。

妊婦のときには、いろいろと話しかけられるのも嬉しくて楽しかったけど、そうじゃないから外に出かける気にもならへん。

仕方ないから、冷凍してた手作りスコーンを食べて気を紛らわす。

そんなことでガサゴソしてたら、両親が起きてきて、なにか話しかけてくるけど、なにを話しかけられたかなんて覚えてない。

入院中の伝達事項

私が入院してる間、両親にお梅を預けることになる。

お梅が産まれて1年と7か月、半日以上の時間を離れて過ごしたことがなかった。

お梅の1日の過ごし方、ごはんのことを伝えて、家にある家電の説明をして、準備物品で忘れ物がないかを確かめて。

伝えても忘れるやろうから、紙に書いて渡したのに、その紙もみずに、

あれはどうやっけ?

これはどうするんやっけ?

と、聞いてくる母にかなりイライラした。

書いてるのに聞いてきて、書いてるよ、っていうと機嫌が悪いから聞きたくない、みたいに言われる。

お願いする立場やから、なんの反論もせんかったけど、機嫌が悪いとかのレベルの話ではないんよね。

聞かれることには答えて、わからんことあったら連絡して、ってだけ言うておいた。

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入院

病院のスタッフさんから、公共交通機関じゃなくて車でくるように言われたから、みんなでタクシーに乗っていった。

小学生のときに入院した以来の入院。

病院について、母と一緒に病室に行くから、お梅は父に抱っこされて玄関でさよなら。

お梅は想定内でギャン泣き。

私は予想通りやったんと、現実を受け止めきれんかったんやろうけど、気持ちが揺れることはなかったなー。

病室について、母とはすんなりわかれた。

一人の時間

病院のスタッフさんが部屋を出て行って、1人になった。

赤ちゃんの胎動がないなーて思って不安になった夜。

それ以来の1人の時間。

なんで自分が入院してるのか

なんで胎動がないのか

なんで死産という結果になったのか

なんで、なんで、、、、理由を探すけど、みつからへん。

気づくのがもっとはやかったらこんなことにはならへんかったんかな

いろいろと生活で無理しすぎたんかな

あのときがあれがあかんかったんかな

悔しかった、むちゃくちゃ悔しかった。

死産になった理由と死産に対する後悔が、ずっと渦巻いてて、声を出して、お腹をさすりながら、赤ちゃんに話しかけるように、泣き続けた。

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友達の温かさ

胎動がないなーと感じた日に連絡してた友達。

1人になって、泣き続けて、少し落ち着いたから、連絡した。

ラインで簡潔に、大丈夫な感じを装って。

すぐに電話がきた。

電話に出た途端、泣いてることがわかって、私も落ち着いてたはずやのに涙が出た。

声は出んくて、ひたすらに、話すことを聞いて泣いてた。

病院のスタッフさんが入院の案内で入ってくるまで話してたかな。

私の気持ちを代弁するかのように、言語化してくれて、私の気持ちに寄り添ってくれて、温かかったなー。

入院して1人になって、自分の気持ちに向き合って気づいたり、友達の温かさに気づいた。

処置の説明

ひとしきり泣いて、友達と話して、病院のスタッフさんから処置の説明を受けた。

知らない単語で説明されて、あとでググる。

なんともラミナリアという海藻を子宮口にいれて、水分を含むと膨らむ性質を利用して子宮口を広げていくんだとか。

お団子みたいに丸いのを想像してたけど、実際は、細長くてちょっと古い旅館のキーホルダーみたいな感じやった。

ググって出てきた画像をみて思っただけで、病院でみせられたわけじゃないから、まったく一緒かはわからんけど。

入院は午前中にして、処置は夕方くらいにするとのこと。

やることなくて、ものすごい退屈やった気がするし、ずっと泣いてた気もするし、あんまり覚えてないなー。

激痛の処置

そんなこんなで夕方になって、処置をするから、と部屋を案内される。

説明通りにラミナリアを入れていくんやろうなーくらいにしか思ってなかった。

けど、これがものすごく痛くて。

処置台に乗りながら、痛くて痛くて泣いて、なんでこんなことになってるんかって悲しくて悔しくて泣いて。

それでも処置は続いていって。

力を入れたら痛くなるってのはわかってるんやけど、できることなら、そこから逃げ出したかった。

身体も心もどっちも痛かった、激痛やったなー、悲しかったし、辛かったなー。

この処置が終わって入院当日のイベントは終了。

旦那さんが翌日には帰ってこれるってことが知れただけで、すごい心の支えになったんやろなー。

あとがき

入院当日もあっという間に過ぎていったなー。

1人になって、自分と向き合えて、友達の温かさに気づけてよかったなー。

おわり。

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