お産のとき、ドラマみたいに上を向いて産むもんやと思ってた。
お産を経験するまでは。
そう、お産のときの姿勢って、上を向いてもいいし、横を向いてもいいし、下を向いてもいい。
どんな姿勢でも良くて、大切なことは自分が楽にお産をできる姿勢であること。
お産のときの姿勢って・・・
テレビでよくみるお産のシーンは、お母さんが上を向いてることが多い、ていうか、ほとんどな気がする。
その影響もあるんか、お産のときは上を向いて産むもんやと思ってたし、自分もその姿勢で産まれてきたんやと思ってた。
というか、それ以外での姿勢なんて想像つかへんし…。
そしたら、母から、
あんたは横向きで産まれてきたんやでぇ
って聞いてびっくりしたなぁ～。
横向きて、どんなんよ、って感じやわ。
どんな姿勢で産むか
母から私が産まれたときの話を聞いたんは、パパママ学級に参加したからっていうのがあって、お産のときの姿勢についてもそこで教えてもらった。
それに参加するまでは、上を向いて産むもんやと思ってたけど、そのときにみた「フリースタイル」って書かれたTシャツには、想像を超える姿勢の数々…。
上向きは無くて、考える人みたいに椅子に座ってたり、よつんばいや横になってたり、立ったままやったり、壁にもたれたり、、、
もう凄すぎた。
一緒に参加してるママさんたちとワイワイ言いながらおしゃべりして楽しかったなぁ～。
どんな姿勢でもいい
そのとき、そのTシャツをみて、
もうなんでもええんや
って思った。
上向きでも、横向きでも、椅子に座ってでも、どんな姿勢でもよくて、大切なんは、自分が楽な姿勢であること。
そうすることで、自分らしくお産をすすめることができるんやなぁ、と思ってたし、今はそうすることで自分らしくいられる、って断言できる。
私はよつんばい
で、私がお梅を産んだ姿勢は、よつんばい。
最初は横向きやったけど、助産師さんから横向きより座ってみた方が楽かも～って言われて座ってみた。
ら、むっちゃ楽で、
これええやん
みたいに思って、しばらくは片膝立てて座ってた。
でも、途中から、このままじゃ赤ちゃん出にくいかな、と思い始めて両膝をついて両手は椅子の背もたれをつかむような姿勢になった。
これが、最終形態で、そのままお梅を出産した。
このよつんばいってのが楽で、助産師さんいわく、（子宮口が下を向いてると）重力も手伝って赤ちゃんも出てきやすいらしい。
たしかに、自分だけの力じゃなくて、重力の力も借りるとなると楽な気もするなぁ。
陣痛で痛いけど、いきみすぎないようにって助産師さんのサポートがあったりしたけど、自分の姿勢をよつんばいに変えたり、座ったりしたんもよかったんやと思う。
頭も触れた
最終的によつんばいで産んでんけど、途中で助産師さんから、
赤ちゃんの頭みえてきたわ～、触る？
って言われて、
触ります！！
って即答。笑
触ってみたら、ぬるっとしてて気持ち悪くてすぐに手をひっこめたけど、それができたんもよつんばいやったからかなぁ。
よつんばいからどうやって仰向けに戻ったんかは記憶がないけど、最後まで旦那さんに陣痛のことと赤ちゃんの降りてくる感じを伝えれてたから、この姿勢が私には合ってたし、この姿勢で産めてよかったんやろうなぁ～。
あとがき
両膝ついて、両手は椅子の背もたれを握って、陣痛がくるたびに力をめっちゃ入れてたら、肘をむっちゃすりむいてた。
でも、まったく気づかんくてむっちゃ必死やってんなぁ。
どんな姿勢で産むかを選ぶってことじゃなくて、そのときの自分がお産をするのに自然と楽な姿勢になるんやと思う。
そのためにも、色んな姿勢で産んでいいんや、って知っとくのは大切。
施設によって違うかもしれへんから、先生や助産師さんに相談は必要。
おわり。
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