お梅は手づかみ食べを1日2回してる。
手づかみ食べをしてる間、母はゆっくりとご飯を味わえる。
ええやん。
手づかみ食べ
お梅は手づかみ食べを始めて、今は1日2回、朝と昼に手づかみで食べてる。
毎回、混ぜるモノを変えた米のおやきは食べてて、私の気分、もしくは、冷蔵庫の中にあるかどうかで、野菜や果物が追加されるかどうか。
3食とも手づかみ食べをさせる元気はなく、そんなことしてたらさらに余裕がなくなってしまう気がして2回にしてる。
その分って言ったらおかしいけど、朝と昼の2回とも、できるだけ思う存分に手づかみ食べをさせてる。
始めるときは、
子どもの成長のためやしなぁ
とかって思ってたけど、始めてみたら、自分にもメリットあって
ええやん、毎食しよかな
ってなってる。
ぐちゃぐちゃになるというデメリットもあるけど、その事実から目をそらせば、離乳食が始まって以来のゆっくりご飯が楽しめること間違いなし。
集中力アップ
全部が全部、手づかみで食べてるわけじゃなくて、豆やひじき、野菜を煮たものとかはスプーンで口まで運んで食べさせてる。
これを最初にしておいて、飽きてきてゴソゴソし始めたかなぁ、ってときに米のおやき登場~!!
お、やっときたか
くらいの顔をして目線を米のおやきにロックオンしておもむろに手を伸ばして、にぎにぎし始める。
スプーンで食べさせてる間は、ちょっとゴソゴソと左右を向いたり、前屈しようとしたり、って落ち着かへんけど、手づかみ食べをさせてる間はじっと座っておやきに全力を注いでる。
そりゃ、両手についた米粒を机になすりつけることはあるけど、食べさせてもらってるときよりは断然、集中力が違う。
まぁ、でも、そんなけ集中力を高めておきながら、口に米を運べてないところをみると、
ふふっ
って微笑ましくなる。
ゆっくりご飯
手づかみ食べをしてる間、口に運べてないこともあるけど、自分の力で食べてるということ。
ってことは、母はゆっくりとご飯を食べて味わうことができるということ。
これは、まじでありがたい
離乳食が始まって、とくに3回食が始まってからは、お梅にご飯を食べさせるんを優先させてたからゆっくりとご飯を食べれたことがなかった。
なぜなら、お梅に一口あげて、ちゃんとモグモグして、ごっくんできるかを見届けてから、自分のご飯を食べるとなると、一口を食べ終わったお梅がご飯を欲しがってしまうからね。
旦那さんがいるときは、途中で交代してたからゆっくり食べれてたけど、ワンオペとなるとそうはいかんかった。
でも、手づかみ食べを始めたら自分で食べることになるから、私もご飯を食べる時間ができた。
これは、まじで大切(2回目)
ご飯は冷めきってるし、麵なんかにしたら伸び切ってるけど、そんなの関係ねえ、って感じで、ゆっくりご飯を食べれるだけありがたいのです。
ゆっくりご飯>食事の温度ってこと。
1回は待つ
手づかみ食べは、お梅にとったら集中力があがるし、私にとったらゆっくりご飯が食べれる、そうこれこそ、win-winな関係。
とか言ってても、米をなすりつけられたり、放り投げられたりすると、イライラしたり気になるわけで、私が米を集めてお梅の口に放り込むこともしばしば。
でも、1回は待つようにしてる。
彼女にも彼女なりの考えがあるんやろうと思うようにして、
おいおいおいおいおい
ってなっても、心の目ならびに顔面についてる目を静かに閉じる。
で、元通りに戻して再スタートを切るんやけど、秒の単位で、同じことをするから、
ええ加減にせえよ
って思って、なすりつけたり、転がってる米粒を集めてお梅の口に放り込む。
最初は好き勝手に、1回だけの猶予を与える、それが今の私の余裕度。
良い、悪い、とかじゃなくて、それ以上頑張ると精神衛生上良くないし、それはすなわちお梅にとっても良くないから、どれほどぐちゃぐちゃにされても1回は待つことにした。
保育園の説明では
保健師さんは言ってた。
「育児は長丁場です。5割から8割くらいの力で過ごすようにしましょう。」
「母が機嫌が悪いと、それは子どもにも伝播するのです。なので、疲れた時は買ってきたお弁当でも食べましょう。」
無理はしない。
片付けは秒速で
私がご飯を食べ終わる頃には、お梅は米粒にまみれてる。
なんでそうなるねん
って、おでこやら、髪の毛やらに米がついてるお梅に突っ込みつつ、片付けはそっこーで終わらせる。
簡単に両手の米をとってから、エプロンつけたまま、洗面台へゴーして、洗面台で手と足、顔を洗う。
ゆっくりしてると、米があっちこっちについて被害は拡大するから、ごちそうさまでした、ってしたら、秒速のイメージで片付ける。
番外編
そういえば、お梅はごはんの前後に手を合わせるようになってきた。
いただきます、ごちそうさま、って意味かはわからんし、ご飯途中にもすることあるけど、離乳食が始まってから、ずっとやってきてたのがよかったんかなぁ、とも思ったりする。
あとがき
手づかみ食べの思ってもないメリットがあった。
あとは、片付けをいかに最小限のストレスで終えられるか。
100均行くか。
おわり。
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