気持ちのいいお産ってなに?って感じやけど、私は気持ちのいいお産をできたと思う。
それができた理由のひとつは、バースプランを具体的に夫婦で考えたから。
痛い、ツライとかのイメージもあったけど、痛くないことはなかったけど、それ以上に気持ちよくて、幸せなお産になった。
備えあれば憂いなし、とはこのこと。
「気持ちのいいお産」という言葉との出会い
そもそも、気持ちのいいお産って知らんくって、パパママ学級で初めて聞いた。
助産師さんがどんなお産にしたいとか、お産のイメージとかありますか?みたいな質問をしてくれたときに、参加してた初産婦さんが
気持ちのいいお産にしたいです。
って言ってて、私は内心、
お産が気持ちいい?
ん?どゆこと?
って感じやったけど、参加してるママさんたちはけっこう頷いてて、え、そんなみんな知ってることなん?って焦ったのを覚えてる。
どんなお産にしたい、て言われても
そのときに、私がなんて言ったか覚えてないけど、楽しみたい、みたいなことを言ったんちゃうかなぁ。
どっちかというと、ポジティブな感じで答えた気がする…。
そんなこと聞かれてもなんも考えてないわ~ってのが本音。
でも、一般的に、お産のイメージって、痛いとかツライみたいな印象のが大きくない?
やし、妊婦の頃、お産について考え始めたんって、けっこう後半じゃない?
前期は妊娠できたことに喜び、後期までは赤ちゃんが無事に育ってくれることを第一に考えて行動して、そろそろ産まれる時期やで~みたいな頃に考え始めた。
妊娠8か月くらいに、パパママ学級に参加してバースプランを考えて、ってしてて、いや、遅いやろって感じやけど、里帰りやったから時期が少しずれてん。
パパママ学級で他のママさんの話を聞いたときはすごいなぁ、って思ってたな。
バースプラン
で、バースプランって言うのは、こんな妊娠、こんなお産、こんな産後や子育てをしてみたいという希望を自由に考えておくこと
って、助産所で説明されて、バースプランを書いておく用紙をもらった。
なにを書いてもいい、できるか、できないか、じゃなくて、やりたいことを書いたらいいよ、ってことやったから好きなことを書きまくった。
でも、ちょっと難しいんちゃう、みたいなことは、代替案を提案されて少々プランの変更をすることもある。
私は2~3つくらいは代替案をだされて、そっちに修正したかなぁ。
バースプランの意味
こうして自分だけのバースプランが出来上がった!!
バースプランの意味っていろいろあるんやろうけど、私的には、気持ちのいいお産にするためのひとつの要素であり、落ち着いた妊婦生活を過ごすためのお守りみたいなもんやと思う。
プランを立てておけば、それ通りとはいかないまでも、あ~きたきた陣痛ね、大丈夫、もう私プラン考えてるから、みたいになるはず。
少なくともなにも考えずに陣痛がくるよりかは、考えてる方が100倍心構えはできて余裕はある。
お産は赤ちゃんとの共同作業やと思うから、あらかじめ考えることで赤ちゃんにも伝わってより一致団結してお産を迎えられるんやって実感した。
バースプランの考え方&書き方
バースプランの意味は今になってわかるし、ほんまに考えててよかったな、って思う。
で、プランを考えるときには自分だけじゃなくて、必ず旦那さんも一緒に考えるのが大切。
そもそも体の変化がない旦那さんにとって、母親ほど、子どもを授かったっていう実感はすくないはず。(そんなことないよ、っていう人もいるかもしれないけど。)
バースプランを夫婦で具体的に考えることで、赤ちゃんが産まれてくる、父親になるんや、っていう自覚をより強くもってもらったらええなぁって感じ。
バースプランを考えただけで、父親の自覚がでるならみんなそうしてるわ~って感じやから、そうなったらええなぁくらいで思っとくのが吉。
で、そんなバースプランの書き方は、「~したい」じゃなくて、「~する」っていう断定的に書くことが大切。
助産師さんいわく、その方が実行できるらしい。
たしかに、断定的に書いた方がやらなあかん、って気持ちになりやすい。
私のバースプラン
そんな私のバースプランをご紹介。
バースプラン
- 子の動きを2人で感じる。
- 産まれてくる子を想って編み物をする。
- 陣痛について詳細に旦那さんに伝える。
- 陣痛の間にミスドを食べる。
- 旦那さんがへその緒を切る。
- 旦那さんがベビーキャリーを背負い、登山する。
こんな感じで、1,2つ目は妊婦生活、3,4,5つ目はお産中、6つ目は産後って感じ。
どんなことを書いてもいいと言われても、初めてのことでなにを書いたらいいかもわからず、ただ、甘いものを控えていたから、陣痛の間にミスドのオールドファッションを食べることは絶対にしたいと思ってた。
それを助産師さんに話したら、そんなこと書く妊婦、初めてや。気持ち悪くなるからディーポップくらいにしときって本気で言われたんはおもろかったなぁ。
あとは、母親しか陣痛を感じることができへんから、陣痛がどんな感じかを旦那さんに詳細に伝えることで、旦那さんにも陣痛のことを少しでもわかってほしかったし、産まれてきた子どもにもこんな感じやったで~って夫婦どちらからも話せたらいいなぁ、っと思ってた。
他にも書いたけど、本能的なことが理由やったり、で、ちょっと修正したこともあったり。
やけど、おおむね、自分の書いたバースプランでいけた!!
プラン通りいけたのか?
で、みんなが気になるバースプラン通りに行けたのか、ということやけど、結論から言うと、ミスドは食べられへんかった。
いとかなし。。。
陣痛が10分間隔になったときは電車の中で最寄り駅に降りたときにむっちゃ悩んだけど、さすがに家に帰った方がいいよなぁ、ってことで、ミスドは諦めてしまった。
でも、出産した当日に旦那さんが買ってきてくれたけどね。
ミスド以外のバースプランはそれ通りに実行できたから大満足。
まぁ、でも、プラン通り、いけてもいけんくてもいいと思う。
夫婦で考えることが一番大切やと思うし、それは赤ちゃんに対するメッセージでもあると思うから。
驚くことに、プラン通りに行くことのが多くて、やっぱり赤ちゃんとの共同作業なんやなって、お産って神秘やなぁ、ってなる。
あとがき
バースプランを考えるって最初はなにを書いたらいいんか、って感じやったけど、もっとわくわくしながら楽しみながら書けばよかったんやな~って今になって思う。
プラン内容に反省点はないけど、お産を経験したからこそ、次はこうしよ~みたいな希望も出てきたりするんかなぁ。
気持ちのいいお産にするためにバースプランは夫婦で具体的に考えてみよう~♪
おわり。
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