産休に入ってから運動量がガクッとおちる。
これは、仕方ない。
だって、それまでは仕事してたから、嫌でも動かなあかんかった。
しかし、仕方なくないことは、ただ一つ、体重増加・・・。
産休 + 里帰り = 体重増加 の方程式は避けられない運命・・・。
それを回避するべく、意識して身体を動かしてた。
身体を動かす
お梅の予定日は、10月中旬。
身体を動かすって言っても、夏の暑い日なんて外に出るのも嫌やった。
家でできる軽めの運動とか妊婦用のヨガをYOUTUBEで調べてちょこちょこしたりしてたけど、お腹が大きくなるにつれてやらんくなっていったよね。
だって、しんどいし、お腹が大きいからやりにくいし、もともと身体は硬いから急にヨガとかしても動画通りにはいかんし、っていう。
やってたんは、よく見積もって妊娠中期まで。
それ以降は、なにかと理由をつけてせんくなって、最終的には何も考えずにせんくなった。
お腹が大きくなるにつれて、こんなに生活変わる?って感じで、身体が重たくなって、足元がみえにくくなるから動くのもゆっくりになって、お腹が圧迫されるから息がしにくくなって、妊娠前と比べて倍くらいの時間がかかってた記憶…。
お産は体力勝負
そんな状況になると、筋力は落ちてくるし、体力も落ちてくるんやけど、お産は体力勝負。
これ、間違いない。
初産婦の場合、お産にかかる時間は11~15時間くらいで、定期的な陣痛を感じながら赤ちゃんがこちらの世界にくるために頑張らなあかんから、楽なはずはない。
疲れた~てなるけど、それが最小限ですむためにも、日々の体力作りはむっちゃ大事。
あと、経験して思うけど、陣痛が始まって助産所に行って、トップギアにして、エンジン全開で行くと良くない。
最初の方から声を出してたら、助産師さんに「そんなに声出してたら疲れるからやめとき~。」って言われたん覚えてるけど、ほんまその通りやった。
あの時の私に言いたい。
まだまだ先は長いぞ、と。
やから、声出したくなると思うけど、最初のうちは息を吐く感じで声は出さず様子を見ていった方がいい。
陣痛は徐々に間隔が短くなるし、痛みも増してくるから、最初からいたーいって大声で叫んでたら最後までもたへんし、あれ?ずっと痛い??ってなるから、最初は声を出さんと息をロングブレスダイエットの様に、ふぅー、ふぅーと吐いていこ。
で、そろそろ赤ちゃんがこちらにきますよ~ってときに、溜め込んでたエネルギーを全部出していこ。
歩く、歩く、歩く
でも、お産は体力勝負、っていうても、家でのヨガや軽めの運動は、長続きせんかってんなぁ。
そもそも慣れてないっていうのもあるし、お腹が大きくなるとめんどくさくなってきた。
こんなんせんでもなんとかなるんちゃう?
誰かに言われたわけでもないし、誰かがみてるわけでもない。
正しくできてるかわからん中でほんまに意味あるんかな~って思い始めたら、せんでもええんちゃうっていう悪魔のささやきが聞こえ始めてきて、期待を裏切ることなく、途中でやめるよね。
まぁ、でも、体力落とさんようにっていうのと、体重増やさんようにっていうので、歩くのだけはしてた。
朝は5キロ、昼はのんびり or お買い物、夜は3キロのウォーキング。
昼はのんびりすることもあれば、赤ちゃん用品や食材の買い出しにいったりして動くこともあって、半々で過ごしてたかなぁ。
とにかく、私には、歩いて歩いて歩きまくることが合ってたみたい。
ちなみに、妊娠後期で朝早く起きてまうから、4時くらいから歩いてたから暑さも少しはましやった。
歩くときのコツ
で、その歩きまくった、私的、妊娠後期の歩くときのコツは、この2つ。
妊娠後期の歩くときのコツ
- テンポよく歩く
- 呼吸を意識する
この2つに尽きる。
テンポよく歩く
歩くときにはだらだらと歩くより、テンポよく歩くことで、体力が低下することを最小限に済ますことができると思う。
やっぱり仕方ないねんけど、妊娠後期になってお腹が重たくなってくると、歩くのもスローになってきて、すぐに疲れてまうから疲れへんようにだらだらと歩くようになるねんね。
でも、恐ろしいことに、お腹はすこーしずつ大きくなってくるもんやから、気づかんうちに自分の歩くスピードって落ちてるんよ。
妊娠後期に、お母さんと一緒に歩いてたらお母さんの方が歩くん速くてびっくりしたし、散歩してても他の人に抜かされてばっかりやった。
あるとき、だらだらと歩いてても意味ないかもしれへん、って気づいて、ちゃきちゃきとテンポよく歩くようになってから、人に抜かされることは減ったし、なにより体力がつけられてるな~って思えるようになってた。
ちゃきちゃきと動くんは大変やけど、だらだらと動いてても疲れるのに体力は低下していくばっかりやと思うから、歩くときにはテンポよく歩くのは意識した方が絶対にいい。
呼吸を意識する
で、テンポよく歩き始めたら、おそらく息が切れる、という状態になるはず。
実際、私はテンポよく歩き始めたら、息がよく切れるようになって、呼吸が速くなったんよ。
これはね、ツラかったなぁ。
なんとかならへんかな~って思ってたときに、お母さんから、
お産はね、呼吸やね。
という名言を頂いた。
それから、歩くときには息を吐くことを意識してみたんやけど、これがもうばっちりで、その瞬間から息が切れることはなくなったね~。
息を長く吐くからその分吸わなあかんくて、たくさん吸うことになるから、身体全体がポカポカしてきた記憶やわ。
体の隅々まで酸素が届けられてる、みたいなイメージなんかな~。
よくわからんけど、テンポよく歩くと息って切れてしまうから、息を切らさへんためにも息を長く吐くことを意識してみて~。
そしたら、散歩が楽しくなってくるし、というか、動くこと自体が楽になると思うから。
そしたら、動くことを続けられて、体力が低下することを最小限にできて、そのままお産にごー。
あとがき
ほんまによく歩いてたなぁ。
歩くことを生活リズムの中に取り入れるまでは、試行錯誤やったけどリズムができたら日課みたいな感じになっていった。
歩いたこともよかったし、呼吸を意識できたんもよかった。
おわり。
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